住まいの相談窓口を利用するメリットとデメリット

公開日:2024/04/10

マイホームを建てるには、土地や住宅選びだけでなく、資金計画・住宅ローン・建築依頼先などもしっかりと考える必要があります。勢いだけで決定してしまうと、失敗してしまうでしょう。

そこで今回は、ハウスメーカー・工務店に相談する前に利用したい「住まいの相談窓口」について、メリット・デメリットを紹介します。何からはじめたらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

知って得する相談窓口のメリット

住まいの相談窓口を利用することで、さまざまなメリットを得られます。とくに、はじめてマイホームを購入する場合、自分に合ったハウスメーカーや工務店とも出会いやすくなります。

ほかにも、利用することでうれしいメリットが豊富です。どこで相談したらいいか迷っている方は、ぜひ住まいの相談窓口を利用してみてください。

さまざまなハウスメーカー・工務店に出会える

ひと口にハウスメーカー・工務店といってもさまざまです。なかには、コスト削減でCMや広告を出していないところも存在し、すべて合わせると数万社はあるといわれています。

数あるハウスメーカー・工務店のなかから、自分に合った依頼先を選ぶのは困難です。だからといって、有名メーカーを選べば成功するとは限りません。

相談窓口は、幅広い選択肢のなかから顧客に合ったハウスメーカー・工務店を紹介してくれます。たとえ無名メーカーでも、良し悪しをきちんと教えてくれるので、安心して建築依頼先を探せるでしょう。

比較できるので自分に合ったハウスメーカーが見つかりやすい

さまざまなハウスメーカー・工務店を紹介してもらえるので、しっかり比較できます。自分で探すとなると、公式HPを調べたり、カタログから情報収集したり、家を探すまでの道のりが長くなります。

希望条件に合った依頼先が見つからず、ストレスになる場合もあるでしょう。しかし、相談窓口なら、自分に合ったハウスメーカー・工務店を絞り込んでくれるので、費やす時間と労力が削減できます。

そのうえ紹介された依頼先も比較できますから、マッチング率もアップするでしょう。プロ厳選で、優良ハウスメーカー・工務店に出会えるのもうれしいポイントです。

お金に関する相談ができる

マイホームの購入で、もっともむずかしいのが「お金に関すること」です。どれくらいの予算が必要になるのか、頭金と住宅ローンの割合はどのくらいなのか、補助金や減税制限など、気になる点が多々あります。

とくに注文住宅を建てる場合、きちんとプロに相談したほうが安心です。相談窓口は、お金に関することに強いアドバイザーも在籍しています。複雑な計算にも対応しているので、賢くマイホームが購入できるでしょう。資金計画についても気軽に相談できます。

客観的な意見が聞ける

ハウスメーカーや工務店で相談した場合、営業担当者から話を聞くことがほとんどです。そうなると、希望とかけ離れた住宅プランで決定してしまう可能性があります。もちろん、自分に合ったプランを提案してくれるところもありますが、その見極めは非常にむずかしいでしょう。

相談窓口はハウスメーカー・工務店から紹介料をもらっているので、営業がありません。そのため、顧客に合ったプランをしっかり提案してくれます。

建てたい家のイメージがわかりやすくなる

理想のマイホームを建てるには、家のイメージをきちんと整理する必要があります。ハウスメーカーや工務店に相談するよりも、相談窓口を介したほうがメリットになる理由は、頭の中のイメージを正しくまとめられるからです。「イメージと違った」と後悔する心配もありません。

知っておきたいデメリット

住まいの相談窓口を利用することで、建てたい家のイメージが整理でき、理想に近いマイホームが建てられることを解説しました。しかし、デメリットも存在します。

ここでは、知っておきたいマイナス面について紹介します。

取り次ぎは提携企業のみ

基本的に、相談窓口が提携しているハウスメーカー・工務店での契約になることがほとんどです。そのため、希望のメーカーがある場合は、相談窓口をとおさないほうがメリットになります。

しかし、だからといって、提携企業が多い相談窓口がよいかといったらそうではありません。それぞれ厳選したところを選んで取り扱っているので、たとえ提携企業が少なくても安心して依頼できるハウスメーカー・工務店ばかりです。

細かい相談がむずかしい

細かい相談というのは、たとえば土地に関する相談です。わかりやすいのが、家を建てるのに不向きな敷地です。この場合、確実に家を建ててくれるメーカーに依頼できない可能性があります。

というのも、相談窓口では敷地調査を行っていないからです。建築できる可能性のあるところは紹介してもらえますが、確実に対応してくれるところはどうしてもむずかしくなってしまいます。

100%実現してほしい方は、直接メーカーに相談したほうが叶えてもらいやすいでしょう。とくに細かい指定がない場合は、相談窓口を利用したほうがメリットになります。そのへんも踏まえて、利用するか利用しないかを判断してみてください。

窓口によって対応が異なる

残念ながら、すべての相談窓口が同様の対応をしてくれるわけではありません。なかには、納得のいかない対応をされる場合もあります。

最初に解説したとおり、住まいの相談窓口は全国に多数存在します。当然、利用する場所によって特徴やサービス内容は違いますし、アドバイザーの実績や経験値も差があります

「せっかく相談窓口を利用したのに、納得のいく依頼先が見つからなかった」ということにならないように、選ぶ際はしっかり情報収集をしておきましょう。

デメリットは、対策次第でメリットになる場合があります。

相談する前にやっていくといいこと

スムーズに利用するためにも、相談前にやっておくとよいことを紹介します。はじめてマイホームを購入する方は、ぜひ参考にしてください。

住宅購入について家族と話し合う

マイホームの計画は、ひとりで進めるものではありません。家族が心地よく暮らしていけるように、親子・兄弟などで十分に話し合う必要があります。

たとえば、家の大きさや間取り、部屋数や設備などが挙げられます。平屋がよい人もいれば、二世帯住宅やシンプルな戸建てがよい人もいるでしょう。女性なら、生活動線を重視する方も多いはずです。

家族の意見が一致しないまま決定してしまうと、せっかくのマイホームが台無しになってしまいます。それぞれ譲れない部分を明確にし、しっかり話し合ってから相談窓口を利用しましょう。

質問をまとめておく

聞きたいことがたくさんある場合、きちんと話を整理しておかないと伝えたいことが伝わりません。具体的であるほど、理想どおりのマイホームが完成します。

イメージがわかない方は、ハウスメーカーや工務店の公式HPや情報サイトなどを参考にするのもよいでしょう。質問をまとめておくことで、話し合いもスムーズに進みやすくなります。

土地情報を準備する

気になる土地がある場合、土地情報を準備しておくことも大切です。土地は用途地域によって定められているため、どんな用途地域かによって建てられる家が異なります。

たとえば「住居系」なら、注文住宅に適しています。マンションがメインの地域と戸建てがメインの地域に分類され、基準以内であれば教育施設・商業施設の建設も可能です

「商業系」でも家を建てることはできますが、商業施設が多いため、閑静な住宅街に住みたい方には向いていません。「工業系」は、準工業地域と工業地域のみ家を建てられます。しかし、車どおりが多いため、小さな子どもがいる方にはあまり適していません。

まとめ

マイホームを建てたい方のために、住まいの相談窓口を利用するメリット・デメリットを紹介しました。ハウスメーカーや工務店に相談する前に、家に関する必要な情報を得られるので、家づくりで失敗したくない方に非常に有力です。

住宅ローンや資金計画などお金の相談もできますから、はじめてマイホームを建てる方の役にも立つでしょう。

何からはじめたらよいか悩んでいる方や、ハウスメーカー・工務店選びで迷っている方は、ぜひ住まいの相談窓口を検討してみてください。

おすすめの相談窓口はこちら!
注文住宅の相談窓口
注文住宅の相談窓口の画像
利用料金無料!
住宅会社選び・資金計画・住宅ローンなど幅広くご相談可能
ポイント1
有資格者や住宅のプロが在籍
ポイント2
地域密着で情報量が豊富
ポイント3
ご要望にぴったりの住宅会社に出会える

おすすめ関連記事

その他の
住まいの相談窓口一覧

  • LIVRA住宅ナビゲーター

    会社名岡田工業株式会社
    住所神奈川県横浜市中区尾上町4-47
    電話番号045-305-6664
    詳細はこちら
  • Sumuzu 注文住宅の相談窓口

    会社名株式会社ランディックス
    住所東京都目黒区下目黒1丁目2-14 Landix目黒ビル
    電話番号03-6417-4774
    詳細はこちら
  • 悠悠ホーム

    会社名YUYUHOME
    住所福岡県大野城市筒井4-19-10
    電話番号0570-00-6995
    詳細はこちら
  • くふうイエタテカウンター

    会社名株式会社くふう住まい
    住所東京都港区三田1丁目4-28 三田国際ビル
    詳細はこちら
  • 株式会社近江建設

    会社名株式会社近江建設
    住所山形県山形市馬見ヶ崎2丁目7-40
    電話番号023-612-0003
    営業時間10:00〜18:00 ※定休日:火・水・祝祭日
    特徴無料の「住まい・暮らしの相談会」を定期開催しており、イベントでは大抽選会も実施。
    デザイン住まい手の理想の暮らしに合わせた、一棟一棟オリジナルの自由設計から、好きな坪数のプランを選んで間取りを変えられるセミオーダー式住宅まで、デザイン性の高い家づくりが可能。
    アフターメンテナンス耐震保証、住宅履歴情報、最長30年保証、長期継続点検、地盤沈下など。
    詳細はこちら

おすすめの
住まいの相談窓口比較表

イメージ
会社名注文住宅の相談窓口スーモカウンター注文住宅LIFULL HOME’S 住まいの窓口(ホームズ)HOME 4U 家づくりのとびらすまいポート21town life家づくりおうちの買い方相談室
特徴利用料金はすべて無料。住宅会社選びや、土地探し、資金計画のご相談や住宅ローン選びなど、家づくりに関する幅広い相談が可能。ハウスメーカーや工務店の中から予算や希望に合った会社を紹介する。要望の整理整頓や様々な会社情報を比較することができる。ハウジングアドバイザーが中立な立場で相談者の理想に合った会社を紹介。家づくりを何から始めていいかわからない方も安心して相談できる。オンライン上で専門アドバイザーに家づくりのことを直接相談可能。営業は一切されないため、安心して利用できる。登録された全国611社の施工事例を選び、設計コンペを実施。コンペを勝ち抜いた理想を実現する施工会社に依頼することができる。「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」と豊富な提案が含まれたオリジナルの家づくり計画書を簡単に依頼可能。マイホーム購入に関する相談は基本的にすべて無料。希望のマイホームを無理なく購入する方法を一緒に考える。
おすすめポイント住宅会社との深いつながりから、案内スキルが高い優秀な営業を紹介してもらえる経験豊富なアドバイザーに相談できるファイナンシャルプランナーなど専門家を無料で紹介してもらえるオンライン上で最短30分から家づくりの相談ができる厳正な審査を通過した信頼できる建築会社のみを紹介してもらえる具体的な新しい住まいのプランを一括で提案してもらえる元住宅会社営業マンが在籍。プロの知見にもとづいた信頼性の高いアドバイスがもらえる
サポート資金計画、お断り代行、土地探しも同時にサポートする。「完成あんしん保証」「設備あんしん保証」の2つの保証で契約者をサポート。住宅設備やデザイン、ダンドリのことまで、理想の暮らしを叶える住まいづくりをしっかりサポートする。予算、土地、ハウスメーカー選びをサポート。予算や土地相場検索など便利なツールも無料で提供している。すべての建築会社に対して中立・公平な立場に立つため、誘導をしないサポートを提供している。無料でオンラインでのサポート、厳格な国家基準をクリアした住宅メーカーのみの提案で安心。住宅FPエキスパート、住宅購入診断士の有資格者が「資金計画と住宅選び」をそれぞれサポートする。
問い合わせ電話、問い合わせフォーム電話、問い合わせフォーム電話、問い合わせフォーム電話、問い合わせフォーム電話、問い合わせフォーム問い合わせフォーム電話、問い合わせフォーム
提携メーカー数
約1500社
非公開
約200社
約120社
569社
約1,190社
892社
アドバイザーの質
住宅建築コーディネーター
 宅地建物取引士
 貸金業務取扱主任者
 ファイナンシャルプランナー など
掲載なし
掲載なし
掲載なし
住宅建築コーディネーター
 ファイナンシャルプランナー
 宅地建物取扱士 
 一級建築士 など
掲載なし
住宅FPエキスパート
  住宅購入診断士
住宅ローン相談
事前審査(店舗で可能)
一部ネット銀行取次ぎ可
掲載なし
掲載なし
掲載なし
相談可能
相談可能
事前審査(店舗で可能)
土地探し
土地バンク(専用ソフト)
 ※一部導入していない店舗あり
掲載なし
掲載なし
掲載なし
土地探しナビゲーション
掲載なし
掲載なし
相談実績
年間8000件以上
掲載なし
2,341組
2020年5月~2022年9月
1,400万人(資料請求数も含む)
20年以上
掲載なし
シリーズ累計40万人利用
掲載なし
店舗数(全国)
72店舗
(オープン予定含む)
200店舗以上
50店舗
店舗なし
12店舗
店舗なし
68店舗
詳細リンク
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら
Copyright (C) 2022  住まいの相談窓口 All Rights Reserved.