【新築と中古】選ぶならどっち?それぞれのメリット・デメリットを確認

公開日:2023/03/15
最終更新日:2023/02/06

住宅を購入する際、新築にするか中古にするか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。新築住宅は根強い人気を誇り、中古住宅も価格が安価で手を出しやすいなど、それぞれよい点があるため迷ってしまいますよね。そこで、今回は新築と中古それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

新築・中古はどちらが人気?

日本では昔から新築住宅が圧倒的な人気を誇る状況が続いており「新築神話」とも呼ばれる新築信仰的な背景がありました。しかし、近年では国が空き家対策としてリフォーム・リノベーションに対して補助金を出したり、不動産売買をしたりする際に「インスペクション(住宅診断)」を義務付けるなどの施策を行ったことで、中古住宅の人気が急増しています。

また「公益財団法人東日本不動産流通機構」の首都圏不動産流通市場の動向(2021年)によると、2016年から2019年にかけて、首都圏における新築マンションの供給戸数を中古成約戸数が上回るという逆転現象が起こり、2021年における首都圏中古戸建住宅の成約件数についても1万5,436件と2020年の1万3,348件を超えて過去最高を更新しています。

新築住宅のメリット・デメリット

住宅の購入を検討する際には、新築と中古のメリットはもちろん、リスクやデメリットについてもしっかりと把握し、自身に合った物件を選ぶことが大切です。

新築住宅のメリット

新築住宅のメリットは、何といっても最新設備を備えた新品の家に住めるという点です。近年の住宅性能は著しく進化を遂げており、断熱性や気密性、耐震性、耐久性などに優れた高性能住宅が次々に登場しています。

キッチンやバスルームなどの住宅設備についても同様であり、やはり住まいの利便性・機能性については新築住宅に軍配が上がるといえるでしょう。さらに、設備がどれも最新のものであることから修繕費がかからず、住宅性能や省エネ性能に優れた「ZEH住宅」や「長期優良住宅」を購入することで、光熱費を安く済ませることも可能です。

また、新築住宅は税制優遇を受けやすいというのも嬉しいポイントです。新築住宅を購入することで、住宅ローン控除や固定資産税などに関して、手厚い税制優遇措置を受けることができます。

新築住宅のデメリット

新築住宅のデメリットとしては、まず価格の高さが挙げられるでしょう。

中古住宅と比較するとその価格の差は歴然であり、中古住宅が基本的に市場の動向や需要と供給などで価格が決定するのに対し、新築住宅は本体価格に加え、宣伝に必要な広告費やモデルルームの設営費など、家の価格とは直接的に関係ない費用まで上乗せした価格で販売されることがほとんどです。

そのため、中古住宅と比較すると、どうしても新築住宅の値段は高くなってしまう傾向にあります。

また、新築住宅は建てられるエリアが限られてしまうというのも、大きなデメリットといえるでしょう。

首都圏や駅から近い人気のエリアには既にほかの住宅やマンションが建てられていることが多く、間取りや部屋の広さも制限されてしまう場合もあるため、万が一人気エリアに住宅を建てられたとしても、希望通りの暮らしができない可能性も考えられます。

中古住宅のメリット・デメリット

続いて、中古住宅を購入する際のメリット・デメリットについても見ていきましょう。

中古住宅のメリット

中古住宅を購入する最大のメリットは、新築住宅よりも価格が安い点が挙げられるでしょう。本体価格はもちろんですが、中古住宅の場合、固定資産税評価額が低い場合も多く、税負担や初期費用も抑えやすいです。

また、中古物件は建物の管理状況から価値を判断することが可能であり、どこまで管理が行き届いているのかを購入前にチェックできるほか、現状を把握し、将来的に建物の価値がどのように変化していくのかをある程度予測できます。

中古住宅のデメリット

中古住宅のデメリットは、住宅の設備・性能が古いという点が挙げられるでしょう。新品の設備が揃っている新築住宅と比較すると故障のリスクもあり、場合によってはリフォーム・リノベーションで交換できない設備やそもそも設置できないこともあるため注意が必要です。

中古住宅はリノベーションという手もある

中古住宅はその価格の安さが魅力的ですが、一方でキッチンやバスルームなど設備が古いといったリスクなども考えられます。しかし、購入した中古住宅をリノベーションすることで、設備や内装を一新し、新築と同様の快適な暮らしをお得に手に入れることが可能です。

中古住宅のリノベーションは、新築の注文住宅と比較しても引けを取らないほど自由度が高く、住まいを自身の好みの間取りや内装に改造することもできます。そのため、中古物件を購入する際には、リフォーム・リノベーションも考慮しつつ、新築と比較してどちらがお得か、どちらが自分に適しているかで選択するのも一つの手段といえるでしょう。

まとめ

この記事では、新築住宅と中古住宅それぞれのメリット・デメリットについて解説しました。新築にも中古にもそれぞれよい点・悪い点があるため、一概にどちらがよいかを決めることは難しいです。

そのため、新築と中古で迷った際には、今回ご紹介したポイントを参考に、ライフスタイルや予算などを考慮しながら自身に合った方を選択してみてください!

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